<災害ボランティア活動後の心のケアについて>
帰路、行きと同様事故に注意して気をつけて帰って頂きたいですが、その際に知っておいて頂きたい言葉があります。それは「惨事ストレス」です。
『惨事ストレス』とは
災害現場のような非日常的な場所でボランティア活動すると、あなたの心やからだに様々な変化(ストレス反応)が起こることがあります。それらの反応は、直接災害に関わった時だけでなく、被災された方から間接的に様々な災害体験を聞くことによっても生じることがあります。
変化のあらわれ方や強さは人によって異なりますが、これらの変化は傷ついた心やからだを回復しようとする時に【誰にでも起こる】心の正常な反応で、「惨事ストレス」と呼ばれます。
具体的には、以下のような症状が生じることがあります。
A) 被災地での記憶が生々しく蘇る
B) 被災地での活動に後悔が残り、心が重い
C) 何となく不安を感じて落ち着かない。心が沈む
D) のんびりと日常生活を送っていて良いのかという焦燥感に駆られる
E) 不眠や頭痛、肩こり、めまいなどからだの不調がでたり、
疲れやすく集中できなくなったりする
疲れやすく集中できなくなったりする
F) 周囲のひとや周りの環境にイライラする
G) 被災地でのことを話せなくなる etc.
これらの「惨事ストレス」に対し、以下のような行動がストレスを軽減します。
1)休養と休息をしっかり取る
2)家族や恋人、親友など親しい人と共にすごす
3)いっしょに活動した仲間と活動を振り返る
「惨事ストレス」は時間と共に解消されますが、症状が長く続き普段の生活や仕事、学業に
支障を来すような場合はカウンセリングや専門家の力を借りて解消することもできます。
〇三重県
こころの傾聴テレフォン 電話 059-223-5237/059-223-5238
平日10:00~16:00 *祝日・年末年始を除く
〇NPO法人日本ファーストエイドソサェティ
<現地の様子を周りの人に伝えよう>
現地での活動はどうだったか?どんな話を聞いたか?
次に行く人に伝えておきたいアドバイスはありますか?
そんな話をぜひみえ災害ボランティア支援センターに教えてください。
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